*切り絵の語源

 私が切り絵を始めたのが1986年(昭和61年)ですから、その20年前1967年頃から、すでに木版画家で有名だった

滝平二郎氏が切紙(紙切り)を始められたそうで、その3年後1970年から朝日新聞・日曜版に切紙(紙切り)を連載される事になり、記者との打ち合わせの中で「箭紙では中国風だし紙切りでは」等の意見の中、記者の「紙を切って絵を描くのだから切り絵はどうでしょう」この言葉をその後使うようになったようです。その当時600万以上の読者を持つ朝日新聞に毎週1回掲載される切り絵は全国にファンを集め切り絵をする人も必然的に増えていったのです。また、国際的に活躍された故宮田雅之氏もNHK大河ドラマ(花の乱)の放映でタイトル画と題字を担当毎週、華麗な切り絵(刀勢画)を3年間見せてくれました。同じNHK(故郷から今晩は)のにしじまやすお氏(墨絵の世界)は2年間100回のタイトル画を担当、九州では戸田幸一氏は朝日(サンサンネット)や読売新聞(うた物語)に他にも取り上げればきりが有りません。たくさんの先駆者のお陰でいまだに切り絵ファンは増え続けているのです。

上の作品は2008年第40回全国切り絵コンクール入選作品     
 ◆旅の思い出・京都・苔寺
 ◆縦41㎝×横53㎝・2008年1月29日完成(11日間)
 私、篠崎春雄の目標は作品を真似られる切り絵作家です。          
私、篠崎春雄今回のスイスは最高の天気12日間雨なし 
 

2008年・3回目の海外旅行スイス12日間 ホテルの部屋のベランダ

からのマッターホルン

◆縦36㎝×横47㎝・2008年8月30日

        完成(23日間)